チェイサーは1977年にトヨタから販売された中型高級乗用車です。トヨタの高級車であるマークIIやクレスタの姉妹車で、マークIIよりも若い世代をターゲットとして販売され人気を集めました。
今回はそんなチェイサーの歴史をはじめ、宮城県中古車として車買取を依頼する際に知っておきたい査定金額の傾向などを紹介します。

チェイサーの歴史

トヨタチェイサーは1977年に誕生してから2001年まで生産されていた人気の高級車です。
チェイサーには初代から6代目まで、6種類のモデルが存在します。最初に発売された初代のX30、40系は、当時人気車種だった日産のスカイラインに対抗して開発されたモデルです。ボディータイプは4ドアセダンがあったほか、歴代唯一の2ドアハードトップもありました。次に登場した2代目は1980年に発売され、ビスタ店向けに開発されたクレスタも加わってマークII3兄弟と呼ばれていたモデルのX60系です。2代目からチェイサーには、最高級グレードとしてアバンテが設定されるようになります。

1984年に登場した3代目は、4ドアハードトップのみの展開となったX70です。3代目には1985年にマークIIやクレスタとともに、1G-GTEU搭載車のGTツインターボが追加されています。またチェイサーにのみ、5速MTだけのGTツインターボSという廉価グレードも存在しました。3代目の次に登場したモデルは、高級感のある設計が大人気となった4代目X80です。4代目はバブル全盛期の1988年に発売されました。ドアミラー脇ワイパーやリアヘッドレストの自動可倒など、さまざまな気配り装備を搭載し高級感を演出していたのが特徴です。4代目にはチェイサー専用の上級グレードであるラフィーネも設定されています。

1992年に発売された5代目は全車3ナンバーとなり、スポーツモデルがGTからツアラーに改称されたX90系です。1994年のマイナーチェンジによりフロントグリル、フロントバンパー下部などのデザインが変更され、1995年には運転席エアバッグが標準装備されています。次に発売された6代目はチェイサー最後のモデルX100系です。6代目はマークIIやクレスタのなかで、最もスポーティーな位置づけとして1996年に登場しました。この代からチェイサーには、衝突安全ボディGOAが採用されています。6代目はスポーツグレードツアラーのなかで最も売れたモデルでもあります。

チェイサー査定金額の傾向

6種類のモデルを持つチェイサーですが、なかでも根強い人気を集めているのが6代目のX100系です。生産終了後も人気があるのは、チューニングパーツが多く自由にカスタムできることが理由の1つです。カスタムのベース車両として購入する人も多くいるため、X100系の査定金額はほかのモデルより高くなる傾向があります。チェイサーの査定金額はモデルや車の状態によって、数万円から数百万円と幅が広いです。

チェイサー廃車買取に出すなら

チェイサーは1977年から発売され生産が終了している車種であるため、古くて走行距離も長いから売れるかどうか心配という人も多いです。傷やへこみがあったり、車検が切れているなどの理由で廃車にしてしまう人もいます。ですが長年愛用していた車でも、年式や走行距離、型や色などを問わずに車買取してくれる業者はあります。引き取った後修理をして車検をとれば、まだ売れる可能性が高いと考える業者も少なくないです。売れそうにないからと解体処分を考える前に、まずは査定にだしてみるのも1つの方法です。

愛車の処分を考えている方必見!あなたのクルマ買取ります

まだまだ乗れる車なのに廃車にしてしまうのはもったいないと考えている場合、宮城県にある「TMカーリサイクル」に相談してみるのも手です。中古車買取店で値段がつかないといわれてしまった車でも、まだ動くのであれば買取金額がつく可能性があります。廃車手数料をかけて処分する前に、チェイサー買取が可能かどうか一度査定を依頼してみましょう。
宮城県岩手県でご検討の方はぜひご相談ください。